今週末の6日・7日と神戸で開催される市民選手権がIPC-SW(国際パラリンピック委員会水泳部門)の記録公認大会となりました。IPCーSWホームページ日程に掲載されています。http://www.paralympic.org/Calendar?start_day=6&start_month=06&start_year=2015&end_day=6&end_month=06&end_year=2015

この大会に、当連盟所属の選手が16名参加いたします。7月にイギリスのグラスゴーで開催される世界選手権出場選手も5名が参加します。

神戸市民選手権は神戸市水泳協会の主催です。http://www.kobe-sf.net/wp-content/uploads/2015/03/201503.pdf

海外では、健常者の大会に障がい者も一緒にレースをすることは珍しくはありません。また、統括団体も一緒の場合が多いのです。日本では、これまで市民選手権といっても障がい者の参加は限られていました。まして、ここで出した記録が国際の公認記録になることはありませんでした。

今回、この取組みは、IPC-SWのテストケースとして認められました。このように障がい者アスリートの大会参加機会が増えることは、競技力の向上につながるとともに、東京2020年のレガシーになる取組みでもあります。

この取組みは、神戸市だけではなく、どこの自治体や地域でも可能な取組みです。IPCーSWとの調整は当連盟がしていますので、東京圏を含め、全国に広がればと願う次第です。

6月4日毎日新聞夕刊に掲載されました

http://sportsspecial.mainichi.jp/news/20150605k0000m050065000c.html